圧力損失 Pressure loss
流体がパイプ内を流れるとき、パイプの内部と流体との間に摩擦抵抗が生じるため,流体流体の圧力が減少します。排気ダクトを通じて空気を排出する時には,ダクト内部で生じる摩擦抵抗をあらかじめ算出して、それに勝る圧力性能(通常は静圧で計算します)を有する排気ファンを設置する必要があります。
圧力損失はダクトの距離が長く,曲がる回数が多く、角度が急であるほど大きな値になっていきます。
また、細いくだにたくさん流そうとするほど大きな値になります。
略して「圧損(あっそん)」と言われることもあります。