制限開口
ヒュームフードや安全キャビネットなど前面に開閉式のサッシを有する装置において、その開口に制限を設けた際の最大開口。例えば垂直開閉方式の前面サッシを有するヒュームフードでは、装置としては600mm高さまでサッシを開ける事ができても、排気風量を削減する目的で半分の300mmに制限開口を設けることがあります。この例では、300mmが制限開口高さということになります。実際には全閉位置から300mmの高さまで前面サッシを開閉することができますが、300mmの高さで必要な制御風速が維持できる排気風量が設定されるため、300mm以上に開けてしまうと制御風速が維持できなくなります。