プロのアドバイス 2-4
ヒュームフードに付属しているコンセントの使用可能な容量は、内部の回路構成や建物側との電気設備との接続方法によって異なります。
AC100Vのコンセント自体は、それぞれの器具で15Aまで使用できるようになっています。一つの器具で差込口が2つある場合、2つの合計が15Aの場合が一般的です。
使用できる容量や保護回路(ブレーカー)の保護容量は、あらかじめ確認しておくほうが良いでしょう。
ヒュームフードでは薬品が取扱われますので、薬品が原因でコンセントの金属接点が腐食してくることもあります。
電気部品は定期的に点検する必要があります。日常使用していて異常を見つけた場合も、直ぐに専門家に点検を依頼しましょう。
初期対応のアドバイス 2-4
絶縁性能が低下したり物理的に損傷を受けた電気器具を使用するのは危険です。
直ぐに使用を中止しましょう。
最悪の場合、火災などの事故に発展する可能性もあります。
実験室の管理者や設備の管理者と相談して、電気の専門家または業者さんに点検と修理を依頼しましょう。