プロのアドバイス 4-3
ヒュームフード内部の内壁材やダクトの材料が薬品で劣化したり、天井裏の部品が錆びた場合には、作業面にサビやゴミが落下してくることがあります。
また、実験で使用したガスや薬品同士が反応したり、空気中の元素と反応した場合、粒子となってヒュームフードの排気口部に堆積して落下してくることがあり、加熱した薬品や水蒸気が排気ダクトで冷却されて凝縮し、液ダレとなって内壁を伝わってくることもあります。
初期対応のアドバイス 4-3
この様な事が発生する場合は、何らかの要因があり、それは継続的に起こり得ます。
実験室の管理者や設備の管理者と相談して、直ぐにメーカーに調査および修理の依頼をすることをお勧めします。
最近のヒュームフードは内部の板(バッフルといいます)を外すことができ、交換することも可能です。