6.実験室と法律

 
バイオハザード対策用キャビネット

対象法令・規則 定期自主検査
感染症法施行規則 年1回以上
(一種〜三種病原体等)
定期的に
(四種病原体等)
第31条27〜30

病原体一覧(厚生労働省ウェブサイトより)
LinkIcon http://www.mhlw.go.jp/file/06-seisakujouhou-10900000-kenkoukyoku/hyou150521.pdf


対象特定病原体の例
一種病原体等: ラッサ、エボラ、痘そう、マールブルグ
二種病原体等: ペスト、SRSコロナ、炭疸、ツラレンシス
三種病原体等: 多剤耐性結核、狂犬病、バーネッティイ
四種病原体等: インフルエンザA、コレラ、デング、結核


定期自主検査にて必要なバイオハザード対策用キャビネットの点検項目:

- 風速・風量試験  
 
- HEPAフィルター透過率試験
性能検査に関連する指針は下記の通り出版されていますのでご参考ください。 
 
- 日本空気清浄協会(JACA)指針バイオハザード対策用クラスⅡキャビネット現場検査マニュアル          
 
- 実験室バイオセーフティ指針(WHO 3)


また、日本空気清浄協会では、現場検査の重要性を理解し正しい検査を行うことのできる検査技術者を養成するための研修セミナーが実施されています。