こんな前兆が

内部の薬品や器具でいっぱい

プロのアドバイス 2-3

 
ヒュームフードの内部が薬品やサンプル瓶、器具などでいっぱいになっていて、実験作業をするスペースすら限られてる状態は、少なからず見かけられます。

薬品やガスが漏洩する可能性があるため、ヒュームフードの中に置いておこうという意識に繋がるのだと思います。しかし、夜間にヒュームフードを停止する場合はどうなるのでしょうか?結局は内部のガスが実験室内に漏れてくることになります。

ヒュームフード内部が機材でいっぱいになると、適切な排気が妨げられる可能性もあります。
薬品やサンプルなどは、ヒュームフード内に放置せず、専用の保管庫などで管理し、常に整理整頓することを心がけましょう。
 


初期対応のアドバイス 2-3

 
 実験室の管理者や設備の管理者と相談して、まずは適切な排気風量が確保されているかどうかを確認しましょう。
 
 
 内部を片づけたり、機材の設置場所を変更する場合は実験操作の運用変更が必要になるため、ヒュームフードの利用者で知恵を出し合いましょう。