3-1.ヒュームフード使用上の注意事項

3-1-2.内部機器設置時及び機器使用時の注意事項

機器設置時の確認

内部に機器を設置する場合、ヒュームフード背面下部排気口を塞がないようにしてください。封じ込め性能が低下して、内部ガス漏洩による、曝露の可能性があります。

背面排気口


ヒュームフード背面下部排気口は、気流分布や重いガスの排気を考慮して設計しております。
内部機材設備により、排気口を塞いだり、物を詰めたりすると排気効果が低下し、排気ガスが逆流する恐れがあり人体に悪影響を及ぼします。




内部に機器を設置する場合、サッシ面から150mm、壁面より50mm程度の隙間を空けて設置してください。


サッシ面と壁面


内部設置機器を作業面エプロン部、側面壁に近接して設置することは避けてください。

作業開口部から空調吹き出し、交叉気流、内部機器による乱流等により、ガスが室内に漏洩する危険性があります。




コンセント使用電気機器電気容量は、指定容量以下のものを使用してください。配線/器具加熱火災の原因となります。



濡れた手でコンセント、配電盤に触れないでください。



感電の恐れがあります。


電気容量と配電盤


指定容量を超える電気機器を使用すると、器具や配線が過熱して発火する恐れがありますので、必ず指定容量以下で、ご使用ください。
濡れた手で配電盤を操作すると感電事故の原因となります。前面に付属しております、コンセントを濡れた手で使用したり、導電率の高い物質を詰め込んだりしますと、感電事故の原因になります。