3-1.ヒュームフード使用上の注意事項

3-1-3.熱源機器設置時及び熱源使用時の注意事項

熱源機器設置時の確認

熱源は、作業面中央に設置してお使いください。輻射熱により、本体の破損、変形の可能性があります。




高温になったサッシガラス面・作業面に手を触れないよう注意ください。

作業面


ガスバーナー、ホットプレート等の熱源を使用する実験は、できるだけヒュームフード作業面中央部で行ってください。輻射熱により、前面取手部材、内壁部材の変形、変色の可能性があります。

熱源使用中及び直後に前面サッシや作業面が輻射熱によって熱くなっている場合がありますので、手を触れないよう注意ください。


使用熱源については、規定の熱容量以下で抑えてください。部材の変形だけでなく、内部ガスの漏洩による曝露も懸念されます。

作業面


使用できる熱源はガスバーナー2本程度でご使用ください。電熱の場合は2kW程度でご使用ください。


排気温度が60℃以上になると、ヒュームフード本体や排気ファン、ダクトが変形する恐れがあります。
過大な熱源機器使用による上昇気流は、ヒュームフード上部からの酸ミスト等、内部ガス漏洩をもたらす可能性があります。