E.測定評価の方法
- 幾何平均値 M log M= 1/n （logC1＋log C2 ＋ ・・・・＋log Cｎ）ここでCは気中濃度
- 幾何標準偏差 σ log σ= √1/n -1Σ（logCi - log M ）2）
- 第一評価値 EA1 log EA1= log M ＋1.645 log σ 上側 確率 5% 濃度
- 第二評価値 EA2 log EA2= log M ＋1.151 log2 σ
- 管理濃度 E
F.作業環境測定を行うべき10種類の作業所とは：労働安全衛生法施行令 第21条
- 粉じん作業 粉じん則 26条 6ヶ月毎
- 熱・寒冷・多湿作業場 安衛則 607条 半月毎
- 騒音 安衛則 590条他 6ヶ月毎
- 坑内 安衛則 592条他 半月毎
- 中央管理方式空調設備を持つ事務所 事務所則 7条 2ヶ月毎
- 放射線業務 電離則 54条他 1月毎
- 特定化学物質製造・取扱業務 特化則 36条 6ヶ月毎
- 鉛業務 鉛則 52条 1年毎
- 酸欠危険場所 酸欠則 3条 作業時毎
- 有機溶剤作業 有機則 28条 6ヶ月毎
G.大学における作業環境測定の難しさ
労働者の職業上の作業環境を前提とした法律のため、大学の実験室に適用するには次のような難しさがあります。
非定常作業
費用と効果
管理対象の特定の難しさ
作業環境測定の結果を環境評価並びに改善成果につなげることが難しい。
